【歯科麻酔の後遺症】

50代女性

主訴

・1週間前、左下奥歯に麻酔をして治療したが、いつまで経っても痺れが消えない。

それどころか、日ごとに痺れや違和感が左頬、首肩にまで広がった。

 鍼で、せめて左首肩のコリを何とか出来ないかと来院された。


治療

大腸経に明らかな左右差(特に右側の虚)が見られたため、全身調整とともに、右大腸経を知熱灸で強めた。

5壮目あたりから少し違和感がマシになってきたとのこと。計15壮すえたところ、「治療前と明らかに違う、かなり感覚が戻った」とのこと。


一般的に急性期の病は症状が強くても治癒はしやすく、ぎっくり腰などはその典型例です。

幸い、この方は罹患してから時間が経ってなかったため、大きな改善に至りました。

仮にこれが年単位で期間が経過していたら、簡単にはいかなかったと考えます。






【左肩甲骨が苦しい】

50代男性

主訴

仰向けに寝てしばらくすると、左肩甲骨が苦しくなる。


初診

背中を診ると、幹部とは反対側の右背3-3kエリアを中心として虚反応が広がっていた。

内蔵調整に加え、ここに知熱灸をした。

→仰向けになってもらうと、しばらくしても症状が出なかったため、治療を終了した。



2診目(2日後)

前回から症状は出ていないとのこと。

代わりに、左首から肩上にかけての張りが気になる。


右背3-3Kにはまだ虚反応が残っていた。

左首~肩はやはり反対側の右背1-1Lに虚反応がみられたため、併せて知熱灸をすえた。



左首肩〜左肩甲骨は心筋梗塞の前兆など心臓の状態が反映されることもあります。

冬場だったこともあるため、

入浴前後の脱衣場での寒暖差に注意して頂くこと、何度も再発する場合は念のため病院で受診して頂くことをお伝えした。





【手首の捻挫】

20代女性

主訴

昨日、転倒により左手首を捻挫(TFCC損傷)

 →手首背屈で小指側に痛み(洗髪など)


初診

上部胸椎周囲の左側に緊張部位2カ所

→鍼をすると手首背屈痛が軽減

さらに手首に関係する左肩のツボに鍼

→痛みがほぼ気にならない程度に軽減


2診目

初診の翌日。

施術後、夜に洗髪したら少し痛み出たが、だいぶマシ。

初診時と同じ部位に鍼をすると、気にならない程度に改善。


この日の夜、洗髪動作は問題なく、翌朝も痛みはなかったとのこと。



手指〜手首の動きと、対応する背骨

の連動性が分かる典型的な症例です。

小指ラインと連動する上部胸椎(背骨)の緊張を緩めることで、動きと痛みが改善します。